埼玉の自然の中にある
リトリートハウスの各お部屋をご紹介していきます。
本日ご紹介するのは
家族だけでも、友人を招いても、お客さまと一緒にも過ごすリビング。
旦那さんの両親から引き継いだ8LDKの田舎の一軒家。
どうしようかと思いましたが、
思い切ってみんなで集えるセカンドハウスにすることに。
セカンドハウスとして週末に行くことがメインなので
それでもお手入れしやすいインテリアを目指しました。
私たち家族の希望は
もっと軽く私たちらしい感じにしたい
週末の家なので、日々住んでいなくてもメンテナンスできるように
リフォームはせず家具を買い換える方向で
ビフォー
築30年以上の茶色ベースが落ち着いた印象の戸建て住宅。
以前は自宅奥にある、イベント企画会社の応接室も兼ねていました。
大きな6人は座れる革張りのソファ。
左手には大きな食器棚。
中には食器、人形などが入っています。
応接間としては良かったのですが、全体的に重厚感があって重たい印象でした。
重厚感のある時計や壺などは廃棄。
長年住んでいた両親の物は相当なもので 2トン車を何度も呼びました。
インテリア以前のお片付けに半年かかりました。
コンセプト:DANRAN~団欒~
家族とも、友人とも、お客さまとも集える場を目指します。
キーワード
みんなで過ごすリトリート
美味しいご飯 緑の中のくつろぎ あたたかさ
アフター
元々住んでいた両親がこだわった旧帝国劇場を模した
織り上げ天井が印象的なリビング。
そこを活かして、色も天井に合わせました。
重厚感があり、きちんと重たかった印象を
色や、家具を変えることで軽やかで温かい印象にチェンジ。
セカンドハウスということでなるべく物を置かない、
たまに行くだけでもキレイを保てる仕組みを取り入れました。
参考記事 あえて収納を減らすメリット https://www.interior-vida.com/post/20220729
広い部屋に何も置かないと、寂しい空気になるので入口から正面に見える壁には絵を飾りました。
元々あった絵を飾ると、サイズが小さいので下にマントルピースを配置。
高さが物足りなかったので、照明を入れました。
正面のマントルピースがあたたかい印象を添えます。
冬にはだるまストーブもお目見え。
しゅんしゅんと蒸気を部屋に広げてくれます。
窓からは緑が見えるので、
四季折々の季節を感じられます。
元々あり、窓の半分を隠していたレースのカーテンは思い切って取り払うことに。
来ている人それぞれが、好きなスペースでくつろげるよう、ソファ、ロッキングチェア、プフと様々な椅子を用意しました。
プフとクッションのカラーは天井と色合わせ。
ちなみにリビングの大きな木の一枚板のテーブルはとある神社の御神木を切った時に作られたものだそうです。
ダイニングの灯りはオレンジ色でご飯が美味しく見える色を選びました。
手帳サロンOurStoryメンバーとのリトリートツアー
夕飯が終わると照明を切り替えます。
夜には体が自然とくつろぎモードに入る照明となっています。
ゆったりおしゃべりを楽しめるように。
このお部屋のコンセプトである
団欒は元々、丸くなるという意味もあります。
みんなで囲めるダイニングテーブル。
みんなで囲むリビング。
今回は壁紙や間取りは変えず。
カーテンもそのままに、模様替えだけで臨みました。
模様替えだけでもこんなに変わります。
リトリートハウスの全容はこちらからご覧いただけます
島村知子 インテリアコーディネーター
打合せでじっくりと話を聞くスタイルで、あたたかな空間デザインを提案。インテリアを賢く使って、部屋が心地よく整う。私と家族の幸せな時間が増えるインテリアコーディネート、インテリア講座を開催中。
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