埼玉の自然の中にある
リトリートハウスの各お部屋をご紹介していきます。
本日ご紹介するのはマスターベッドルーム。
この家のマスターベッドルームです。
世界有数のアクティブな街、東京で日々の生活を送る、私たち夫婦が、管理するにあたって、半分生活、半分リトリートできるイメージでコーディネートしました。
私たち家族の希望は
ちょっとした非日常、ナチュラルな東京の家とは逆のクラス感がほしい
ホテルライクなイメージで
リラックスするためのリゾート感覚の部屋にしたい
ビフォー
まずは荷物をなくして、何もない状態。
L字型の10畳ほどあるお部屋です。
コンセプト:憧れのシノワズリ
キーワード
夫婦、管理人室、半分生活、半分リトリート
ホテルライク、リゾート、クラス感
シノワズリとは
西洋人が憧れた東洋の様式です。
私たちが西洋に憧れるように、ヨーロッパの人にとって
未知の東洋をイメージしてデザインされたのがシノワズリ。
Chinoiserie(シノワズリ)はフランス語で「中国趣味」のこと。
今では、17世紀中ごろヨーロッパ貴族や富裕層の間で流行した家具、陶磁器や壁紙などに使われた中国風デザインの総称として使われています。中国本来のデザインではなく、ヨーロッパの人たちがイメージした東洋の神秘的な国をイメージしたデザインなのです。
ココ・シャネルが愛したことでも知られています。
凛とした高級感ある空気を生み出すスタイル。
アフター
ベッドの両サイドにナイトテーブルを置き
照明を両脇に添えることでホテルライクな寝室に。
ベッドに並べたクッションは
シノワズリらしい鳥モチーフ。
羽根を持ち自由に空を羽ばたく鳥は飛躍、自由の象徴です。
また、羽根に幸運を乗せているイメージがあり幸運の訪れとも言われます。
カーテンは落ち着いた印象の深いグリーンを。
アクセントになるタッセルには
シノワズリらしい赤いタッセルをコーディネートしました。
リトリートハウスの全容はこちらからご覧いただけます
島村知子 インテリアコーディネーター
打合せでじっくりと話を聞くスタイルで、あたたかな空間デザインを提案。インテリアを賢く使って、部屋が心地よく整う。私と家族の幸せな時間が増えるインテリアコーディネート、インテリア講座を開催中。
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