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小さな家でも叶う ディズニーランドのレストランに学ぶ「私の心地いい」の作り方

  • 執筆者の写真: 島村知子
    島村知子
  • 1月8日
  • 読了時間: 4分

娘たちとディズニーランドへ行ってきました。

そして、私の大好きなレストラン、クリスタルパレスレストランでランチしてきました。


クリスタルパレスレストランはビクトリア時代のインテリアが心地いい場所です。

今日はそんな心地よさを小さな家で再現するポイントをお伝えします。


クリスタルパレスレストランはシンデレラ城に向かって左側にある、ガラス天井から光が注ぎ込む明るくて、ディズニーランドの喧騒からちょっと一息つけるレストランです。


植物園のようなクリスタルパレスレストランの外観

ビクトリア時代のインテリアが「心地いい」のには理由があります。

産業革命以前、家は仕事場でもあり、社交の場でもありました。しかし、産業革命が起こり、仕事は職場でやるものとなりました。工場の煙、騒音など急な環境の変化でストレスを抱えた人々は、家を過酷な社会から癒すための場所と考えるようになりました。「誰かに見せるための場所」から、「自分が心地よく過ごすための場所」に変わったのがビクトリア時代です。



小さな家で叶える、私の心地いいの作り方


癒しを求めたインテリア

ビクトリア時代のインテリアの特徴はこの3つ。


  1. 自然を家の中に取り込む

  2. 自分の好きなものを飾る

  3. 柔らかな曲線を使う


どれも小さな家でも叶う「心地いい」を作る方法です。

1つずつ、見ていきましょう。



1.自然を家の中に取り込む


レストラン内には天井から太陽の光が降り注ぐだけでなく自然モチーフがたくさんありました。


廊下に貼られた葉模様の壁紙

トイレの壁紙はモリスのマリーゴールド

壁にはウィリアム・モリスの自然をテーマにした壁紙が使われています。


ピンクとグリーンのバラ模様の床タイル

入ってすぐの床タイルにもバラの模様がデザインされていました。


カーペットには赤やピンクのカラフルな花が咲いていました

カーペットも赤やピンクの華やかなボタニカル柄でした。


クリスタルパレスレストランのもとになったクリスタルパレスは1851年に開催された第1回万博博覧会のメイン会場となった建物です。当時の最新技術だった鉄骨とガラスで作られたクリスタルパレスは、それまでの石造りの建物にはなかった、圧倒的な開放感と光を建物の中で感じられるようになりました。温室が作られたのもこの時代でした。


自然を家の中に取り込む。観葉植物を置いたり、こうしたボタニカル柄をクッションや壁紙などに取り入れるだけ。小さな家の中でも自然を感じられます。


私も44㎡の小さな家に住んでいますがカーテンはボタニカル柄。やっぱり落ち着いた心地いい空気を作ってくれます。



2.自分の好きなものを飾る


「誰かに見せるための場所」から、「自分が心地よく過ごすための場所」に変わったことで家の中に好きな物を飾るようになったのがビクトリア時代。


壁にたくさん飾られた絵画

好きなアートや家族写真。旅先のお土産。

本好きなら本を飾る。お酒が好きならボトルを並べる。

趣味を楽しむのがビクトリア時代流インテリア。


ミニマムな暮らしに憧れる方も多いですが、私は小さな家こそ自分の好きを詰め込む場所があると心地いいと思っています。自分らしい物がギュッと詰まった密度あるお部屋には、温度感が生まれて、ほっと落ち着けるお部屋になるから。


小さな家だとつい「物を減らさなきゃ」と思いがちですが、小さな家こそ、厳選した大好きなものを飾ってみてください。温度感ある心地よさが生まれます。



3.柔らかな曲線を使う


ビクトリア時代は石造りから鉄骨に変わったことで、柔らかな曲線を建築に取り入れられるようになりました。


半円形のアーチが見られる室内

人は柔らかな曲線にほっとする安心感を感じます。優しい気持ちになる。丸い形をインテリアに取り入れてみてください。クリスタルパレスレストランは写真のように、建具が半円形になっていたり、椅子やテーブルの脚が柔らかくカーブした猫脚になっていました。ご自宅に取り入れるなら、丸いクッション、丸いフォトフレーム、丸い鏡を飾る。これだけでも効果があります。


さらにすごいのが攻撃欲求は丸いものに抑制される効果まであるそうです。ストレスやイライラが減って、家族仲が深まりそうでしょ?


ミッキーマウスに直線がないのも同じ理由からだそうです。


クリスタルパレスレストランのガラスの丸い天井


まとめ


  1. 自然を家の中に取り込む

  2. 自分の好きなものを飾る

  3. 柔らかな直線を使う


どれか1つでも取り入れるだけで、家があなたにとって心地いい場所に変わっていきます。

家が小さい、収納が足りない、家族が…と諦めないで大丈夫。

暮らしも、仕事も、私時間も全部よくばりに叶えるアイディアとしてお使いください。



家の使い方ひとつで、子どもとの関係や安心感がどう変わるのか。

インテリアを切り口にしたメールレッスンをお届けしています。


島村知子の近影

島村知子 インテリアコーディネーター


時間と空間をデザインするinterior-vida主宰。「小さな家で家族の『心地いい』を叶える」をコンセプトに講座や相談、コーディネートを提供中。仕事と家庭の両立に迷う女性を住環境からサポートしている。相談者数は2000人を超え、講座も年50回以上開催中。自身も44㎡に4人+金魚3匹で暮らし、仕事も、私時間も楽しむ環境を作っている。

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