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#3 私が仕事を辞めなかったわけ

家庭と仕事、両立の壁のストーリーは連載シリーズです。

まだの方はこちらからお読みください。

退職して

さぁ 専業主婦ライフ!

これが思っていたのと全然違う。

旦那さんは当然、

朝出て夜まで戻ってこない。

暇でした。

誰とも話さない1日。

2人家族だと家事もそんなになく。

話すのはスーパーのレジのおばさんのみ。

妊婦といえど安定期の6ヶ月。 ちょっとお腹が重いかなというくらいで 日常的に至って普通。 妊娠って病気でも何でもないから そこまで気を使うこともなく。

何しよう?

バイト?

妊婦は基本アウト。

習い事?

半年経ったら育児始まるけど?

マタニティヨガとか

ママクラスみたいなところも行ったけど

物足りない・・・

そう、エネルギーが有り余ってる私は

燻(くすぶ)り出した。

妊婦の制約たるや、もう。

私、元気なのに「できる」のに

できないの???

いてもたってもいられなくなり

大田区に電話して

日本語講師のボランティアを

させていただくことにしました。



退職してわずか1週間後の出来事。

何の不安もなく

「できる」大前提で退職したけど

待っていたのは

妊婦だからという理由で

「できない」自分。

岩盤浴アウト

お酒もアウト

急な眠気でアウト

半年以上かかるものアウト

ボランティアを続けながら

マタニティイベントを楽しみつつ

出産に至るのですが

人とリアルに会って話したり

動くのが好きな私は

「専業」主婦を長く続けるのは

苦しいと判断。

エネルギーを持て余しちゃうから。

3足くらいわらじ履いててちょうどいい。

退職を告げた時、

中学校からの後輩に

「えーーっ⁉︎

センパイ仕事辞めるんですか?」

「めっちゃ意外‼︎」

って言われて、

えっ?意外?

私、家庭的でない???

とか思ってたけど、

後輩のKちゃんが正しかった。

私が仕事を辞めないわけは

エネルギーが余って燻るから。

友人のヨガ講師、ヨシコちゃんが

「持ってるエンジンのサイズに合う

動きしないとね」って言ってたな。

私のエンジンサイズは

主婦業、ママ業+1。



会社員を辞める前から

私の中に密かにあった

プランAとプランB


どっちを実行に移すのか


わずか1週間で専業主婦は

無理やと悟った私は

すぐに動き出しました。


つづく





 
島村知子

島村知子 インテリアコーディネーター

打合せでじっくりと話を聞くスタイルで、あたたかな空間デザインを提案。インテリアを賢く使って、部屋が心地よく整う。​​私と家族の幸せな時間が増えるインテリアコーディネート、インテリア講座を開催中。

 

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