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#2 私が仕事を辞めたわけ

プロフィールを書き換えたことをきっかけに

私自身が家庭と仕事の両立の壁にぶつかった経験を振り返ってみました。

まだの方はこちらからお読みください。


第一子を妊娠して6ヶ月目まで

不動産会社で

マンションの仲介売買をやっていました。

営業です。

毎日外回り。

突撃訪問当たり前。

(アポなしでピンポーンってやつね)

電話営業月600件。

ノルマあり。

でも、そんなに苦じゃなかったの。

むしろ営業好きでした。

クリアに数字で達成感が出るし

給与で数字の分だけ評価される。

そして、何よりも

お客さま一人ひとりとの

出会いがとても楽しくて

暮らしに寄り添えるのも

うれしい仕事でした。

辞めたのは

社内に結婚して働く環境がなかったら。

もっと言うと、

結婚だけならどうにでもなったけど

出産に対応した社風じゃなかったから。

(今は会社も業界もだいぶ変わってきてますよ)

残業当たり前。

営業なので、残業代はつかず見込み手当です。

不動産会社だから、

土日祝日出勤、火、水休み。

ついでに理解のない上司からのマタハラ。

当時マタハラなんて言葉はなかったけど

「妊婦は迷惑だから辞めてくれ」と面と向かって言われた。

どう考えても

幸せな家庭生活を描けなかった会社員生活。

だから辞めたんだと

つい最近まで

本当につい最近まで思ってた。

家族のために仕事を辞めたワタシ。

でも、違ったよ。

私、自分のために辞めたんです。

明らかにストレスいっぱいな妊娠生活。

円形脱毛までできる始末。

自分の結婚式の日、後頭部が禿げていました。

専業主婦もしてみたかった。

何よりも「すぐ次がある」

こう思ってた。

自分のこと「できる」って「稼げる」って

思っているから

子どもがいても働けるし、

再就職なんて「できる」って思ってた。

私が辞めた1番の理由は

辞める事に何の不安もなかったから。

この時思っていた

何の不安もない状態

退職してわずか1週間であっという間に

崩れ去りましたけどね。

島村知子

つづく。





 
島村知子

島村知子 インテリアコーディネーター

打合せでじっくりと話を聞くスタイルで、あたたかな空間デザインを提案。インテリアを賢く使って、部屋が心地よく整う。​​私と家族の幸せな時間が増えるインテリアコーディネート、インテリア講座を開催中。

 

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