top of page

家族関係はインテリアが9割


interior-vida

先日受けた

家族のインタビューを

インタビュアー鎌鹿さん

まとめてくれたので

ご紹介します。

 

家族関係はインテリアが9割


インテリアを

コーディネートするちこさん、


インテリアが家族に与える影響を

例を挙げて教えてくれた。


「ダイニングテーブルの座り方1つでも、

家族関係が変わります。


例えば、上座(入口から最も遠い席)に

子供が座ると『ワガママ』な子に育ちます。


これは、下座に座った親が、あれもこれも

子供のために動くような座り位置に

なってしまうからです。」


Dining

確かに、 子供が上座に座ることをイメージすると 食器を片付けたり、 運び忘れた調味料をキッチンに取りに行く 親の背中が思い浮かぶ。 他にも、最近の テレワーク時代では 『家族が近くなりにくい』 インテリア選びが増えたとちこさんは言う。 「例えば、夫婦で自宅で お仕事をしていると、 食事も、仕事も、全部同じ 空間でやっているので、 プライベートと仕事の垣根が 無くなりがちです。 以前はソファを選ぶときも、 2〜3人で横になって、 テレビなんかが見れるソファが 当然のように選ばれてましたが、 今は、パーソナルソファー と言って、一人座りのソファーを 複数選ぶご夫婦やご家族が 増えています。 みんながタブレットを持っていたり、 スマホを持っているので、 家族それぞれが 自分のスペースで好きなことをする、 というスタイルが増えていますね。」

sofa

→なるほど、これまでは 家族の距離が縮まったり、 家族で一緒のことをする、 という前提でのインテリアだったが、 今は、『近づきすぎない』 『お互いのスペースを尊重する』 インテリアへと変わってきている。 家族関係は『模様替え』が 処方箋だったりするかもしれない!! と思った。

dining

ちこさんは、カウンセラーとしても 活動されていたんですね。 夫婦関係について、 突っ込んで質問をしてみた。 鎌鹿: 夫婦関係だったら例えば最近は 「お互いやりたいことを尊重する」みたいな 風潮がありますよね。 ちこ: 「そうですね。 でも私たち40代の世代は ちょうど新しい考えを 受け入れながらも、 自分の親は団塊世代で、 男尊女卑的な思考も 残っているから、 分かってはいるけど、 尊重できないときが 多かったりします。 例えば、男性が家事も 手伝う時代になったけど、 やっぱり「手伝う」だけで 本当は女性がやるものと 思っていたり、 女性なら 『子育ては母親の責任だから、 頑張らなくちゃ』と肩肘張ってしまったり。 男性も女性が働くことを認めているけど、 大黒柱は自分だから、 『男の年収のほうが高いのが当たり前』 と思っていたり。 一昔前の母親像があるので、 子育ては絶対手抜きできないと 思っている人も多い。 フルタイムで働いているから 専業主婦のようには時間的に無理なのに 子育てに専念できず、 自分はダメな母親だと思って 落ち込む人も多いんです。」

working woman

鎌鹿: ちこさん的にはこれからの 家族は、どういう風に なっていって欲しいと 思いますか? ちこ: 「家族はいろんな形が あって良いと思いますが、 家族の中で、お互いの意見や 価値観がすり合わせ出来ていないと 結構しんどいです。 奥さんが思っている家族像と 旦那さんの家族像が違うと、 言っていることが 噛み合わなくなりますよね。 さらにそれを見ているお子さんは、 どうしたらいいか わからなくなりますよね。 うちの家族はこうだよね。 というのが、各家族で共有されていれば、 どんな家族の形があっても良いと思います。 例えば、お母さんが、 勉強しっかりしなさい、 と言っている反面、お父さんは、 いや男の子は自由に育てていいんだよ。 と言っていたりすると お子さんは迷ってしまうので。 いろんな形を選択できる世の中だからこそ、 それぞれの家族で「核」というか 「軸」がないとフラフラして、 やがて倒れることもあるので、 それは大切だと思っています」


島村知子

↓↓ 自由だからこそ 主体的かどうか が問われる。 これは家族、仕事、 人生そのもののことに思える!! 自分はどんな家族にしたいか? あなた自身で考え、感じ、共有し、 自分だけの家族の形を主体的に 作る人が増えてほしいと思います!!

 

以上、家族についての本を執筆される予定の鎌鹿さんに受けたインタビュー。

ありがとうございました。



ほんとその通りで、

家族関係って

自分で意図して育んでいくもの。



だからこそ、

どんな親子関係でいたいか

どんな夫婦関係でいたいか

そこから住環境を作っていくと、

なりたい関係に近づいていきます



家族関係はインテリアが9割。



関係性はデザインしていけます。






 
島村知子

島村知子 インテリアコーディネーター

打合せでじっくりと話を聞くスタイルで、あたたかな空間デザインを提案。インテリアを賢く使って、部屋が心地よく整う。​​私と家族の幸せな時間が増えるインテリアコーディネート、インテリア講座を開催中。

 

Comentários


bottom of page